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2019年5月10日 (金)

5月23日『ZI-KILL 真夜中の殴殺魔』発売!

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ある朝目を覚ましてみると、両手は血まみれになり、身に覚えのない傷が……。
 
 
来る5月23日、わたし中村啓の新作『ZI-KILL 真夜中の殴殺魔』が中央公論新社様から発売になります! 
 
警察官が主人公の警察ミステリーです! 
 
 
ですが、普通の警察小説とは異なり、異色の物語となります。
 
タイトルは、古典的名作『ジキル博士とハイド氏』から取っています。テーマや題材が、そのものズバリ! なもので。
 
 
あらすじは……。
 
警察官の夢川時勇は、ある朝目を覚ますと、手が血まみれになっていて、身に覚えのない傷を負っていることに驚愕する。
 
記憶はいっさいない。
夜中、無意識に起き出して、おれは何かをしているんじゃないのか!? 
 
 
そんな折、周囲で凄惨な連続殺人事件が発生する。顔がなくなるまで殴りつけられる残忍な殴殺事件だ。
 
時勇も捜査に駆り出されるが、捜査が進むうちに、いくつかの証拠から、
 
「犯人はおれじゃないのか!?」
 
と自らを怪しむようになる。
 
夜、寝ている間に起き出して、おれは人を殺しているかもしれない!? 
 
実は、人生のあるときから、深夜数時間だけ 別人格に入れ替わる病に苦しめられてきたのだ。その人格を〈ハイド〉と名付けていた。
 
犯人は本当に別人格の〈ハイド〉なのか? 時勇は真相を追うべく、仲間には秘密の捜査を継続するが――。
 
ご興味がありましたら、ぜひご一読を!
よろしくお願い申し上げます。
 

 

2018年8月 1日 (水)

8月8日、『ゴッドマザー』(光文社文庫)発売!

ご無沙汰しております。
今月の8日に、拙著『ゴッドマザー』(光文社文庫)が上梓されます。
元女優で芸能事務所の社長を務める東堂美都子とその息子娘たちが活躍する「芸能ミステリー」です
どうぞよろしくお願いいたします🙇 

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2017年7月21日 (金)

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本日7月21日、拙著『黒蟻 警視庁捜査第一課・蟻塚博史』(中央公論新社刊)、発売です! 

ガチの警察小説は初めてで、

今風のトピックとしては、「カジノ法案」に絡んだミステリーになっています。



今までにない警察小説をと意気込んで、これまでと小説の書き方を変えた結果、
ドツボにはまり、七転八倒、九死に一生を得まして、ようやく完成に至りました。

長編の割にはさほど長くないんですが、1年以上ああだこうだしていましたか。


あらすじ……
「警察エリート一家に育ち、優秀な兄と比較されながらも地道に事件に向き合う蟻塚博史。六本木で起こった爆破事件では、元暴力団員の単独犯として捜査が進むのを疑問視し、独自の捜査を続けた結果、カジノ法案可決の裏で暗躍する警察上層部に疑いの目を向ける。中心には警備局長の兄の姿が……」

どうぞよろしくお願いいたします。

2017年5月22日 (月)

映画『霊眼探偵カルテット』の公開。

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来る6月18日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて、
わたし、中村啓が原作および脚本でクレジットされている、
映画『霊眼探偵カルテット』の先行公開があります。
詳細は以下です。
「霊眼探偵カルテット」舞台挨拶付プレミア上映会
会場:ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場
日程:6/18(日)
時間:
一回目 10:30〜 上映終了後舞台挨拶
二回目 13:00〜 上映開始前舞台挨拶
登壇者:
三秋里歩、高橋優里花、石田佳蓮、大熊杏実、溝口恵、川上将大、
井上正大、小堀裕之(2丁拳銃)、竹内玲音、小原春香、
Shinya(DIR EN GREY/SERAPH)、旭正嗣監督
呪いのマスクの話が呪いのリップになったりなど、
大人の事情でずいぶん設定やら脚本やらが変わりましたが(笑)、
どうぞよろしくお願いいたします。
わたしもちょこっと映像に出ております(笑)。

2017年3月18日 (土)

趣味。

プロフィールにもありますが、いろいろアート系の趣味はやってきました。

20歳ぐらいのころ油絵を独学でやって、

30歳ぐらいのころ、陶芸教室に通い、
ろくろも回しましたが、黙々と恐竜をつくっていました(笑)。
35歳のころ、ジャズを少しかじり、またやりたいなぁと最近思っています。

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こんな感じです。続けていれば、もっと上手くなったかなぁ、と思っています。
こういった趣味も、またそのうちはじめたいと思います。
趣味っていいもんですね。
 

2017年1月25日 (水)

ラジオ出演。

1月24日、お世話になっている女優の秋川百合さんのお誘いで、
調布FMの『百合、政則、道明のいってみよう!』に、ゲスト出演させていただきました。

拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』の宣伝ということで、
「鳥獣戯画」の動物にまつわる話などをちょこっと話してきました。
実は、あがり症で、ゆえに、うまく話せるのか、
ひょっとしたら放送事故レベルのことを起こしてしまうのではないか、
と恐れていたのですが、
MCのみなさまの和やかな雰囲気のせいか、
ほとんど上がらずに、普段と同じような感じで話せました。

とっても楽しい体験でした。感謝です!

実は次回、1月31日午後8時半からも出演する予定です。
お時間があれば、聞いてみてください。

調布FM83.8MHz 
http://listenradio.jp/

2017年1月20日 (金)

病気にまつわる不思議な話。

長年、認知症なんだろうと思っていた母の病気の話です。

今日、とある頭のほうの病気の権威の医師から、

国(宮内庁)から賞をもらっているような方ですが、

うちの母の病気は「認知症ではないね」と言われたんだそうです。


ぼくまで心が解放されたような気がしました。

 

うちの母は若い頃からいろいろ病気を患ってきた人で、

何度か倒れ、入院したりして、

何も出来なくなるどころか、呼びかけても返事ができなくなったり、

それこそ一日中笑っていたり、おかしな歌を歌っていたり、

これけっこう怖いですよ(笑)、ということがたびたびありました。



そのたびに、病院に連れて行くんですが、医者の対応や判断はまちまち。

「あ、これは要介護ですね。もう元には戻りませんよ」

「認知症に間違いありません。よくなることはないです」と、

あたかもこんなことはよくあることで、いちいち気にしていたら大変!

とでも言わんばかりの言い方で宣告されたこともあるし、

強い薬を処方されて、悪化して倒れてしまったり、なんてこともありました。



ですが、そのたびに、母は数ヶ月をかけて徐々に回復し、

まったく以前と同じ生活を取り戻し、

一人でどこかへ出かけることもできるようにまでなりました。

いま現在ほかの同年代の方々とほぼ変わりない状態です。



あれらの医者の言うことを鵜呑みにしていたら大変だったでしょう。

おかしな薬を飲み続けていたらいま母はいないでしょうね。

ぼくもきっとよくなると信じていましたし、

素人ながらにも、「これはたぶん認知症じゃないな」と密かに確信していました。

まあ、少しはその気があるのかもしれない、とは思いましたが。



思い返すと、そういう医師はまだ若かったり、年配でも傲慢だったり、

嫌々患者を診ているといった感じだったりしたものです。

 

そして、冒頭の権威の先生は、当初「見たことないケースで、

たぶん認知症だろうけど、よくなることもあるから」と

いつも心に希望を点すようなことを言ってくださいました。

結局、最初の診断結果を覆したわけですが、

プライドの高さから最初の判断に固執するなんてことはなかったんですね。

いつも臨機応変に対処してくださいました。

 

一流の方は人格者なのだなぁとつくづく思いましたね。

そういう方が職場以外でどんな振る舞いをしているかはわかりません。

でも、少なくとも患者の前では人格者として振る舞っている、ということが重要なんだと思います。

一流になったから人格者になったのか、人格者だから一流になりうるのか。。。

これは他の職業にもいえることだろうし、もちろん、例外はあるでしょうが、

見習いたいと思った次第です。

 

いまだに母の奇病の正体はわかりませんが、末永く健康で幸せであってもらいたいなぁ。

2017年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

みなさまにとって、2017年が素晴らしい年でありますようお祈り申し上げます。
今日は朝早くから明治神宮へ初詣に参りました。
神宮の清浄な空気感はよいですね。朝の早い時間だと並ぶことなく参拝できます。
願いが叶いますように。

2016年12月30日 (金)

『鳥獣戯画』は妖怪絵巻か!?

『鳥獣戯画』の戯画風の動物たちは妖怪ではないか? 

ぼくは勝手にそんな説を展開しています。もちろん、いくつか根拠があります。


鳥獣戯画の話11

鼬(イタチ)も一匹います。「かまいたち」など、鼬は妖怪と目されてきました。鳥山石燕の「百鬼夜行」に鼬が妖怪として描かれています。「絵巻に登場する動物たちはみな妖怪ではないか?」と勝手に考えています。詳細は拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』をぜひ! #鳥獣戯画

2016年12月28日 (水)

鳥獣戯画の小話10話。

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ツイッター上で書いた小話が溜まったのでこちらにも。


鳥獣戯画の話1
鳥獣戯画に描かれている場面は「夜」だ、という説があります。絵巻の後方に木の枝に止まったミミズクが描かれています。ミミズクは夜行性です。まだ他にも「夜」が描かれているんですが、詳細が知りたい人はぜひ拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』をご覧ください。#鳥獣戯画

 

鳥獣戯画の話2

鳥獣戯画には一匹だけ「猫」が描かれています。当時、猫は大変珍しく(日本の家猫は外来種)、貴族らが中国から輸入していました。一説には、いまで考えると、家一軒建つぐらいの値段だったとか。詳細は拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』にも記されていません。販促です。#鳥獣戯画

 

鳥獣戯画の話3

鳥獣戯画には「蛙」が多く描かれています。体表の模様から、殿様蛙でしょう。多産の蛙は、農作物の豊穣と子孫繁栄の象徴として、ご利益のある生き物とされてきました。ちなみに、殿様蛙も夜になると巣穴から出てきて活動します。拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』をぜひ! #鳥獣戯画

 

鳥獣戯画の話4

鳥獣戯画には「兎」も多く描かれています。これは冬季の野兎です。野兎は冬になると、白い毛に生え替わります。古来、白い動物は神様の使いと考えられていました。ちなみに、白い毛に白い目の兎は、アルビノの兎を品種改良したものです。拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』をぜひ! #鳥獣戯画

 

鳥獣戯画の話5

鳥獣戯画には「猿」もまた多く描かれています。神の住まう山に棲息する猿もまた「神の使い」と見なされてきました。絵巻(甲巻)に登場する主役「蛙、兎、猿」はいずれも神聖な生き物とされてきた動物たちです。当時、この絵巻はご利益のある「お守り」のようなものだったのかもしれません。拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』!#鳥獣戯画

 

鳥獣戯画の話6

狐もたくさん描かれています。お稲荷様の神社に白狐が置かれているように、狐もまた神の使いの地位にあります。賭弓の場面で、狐が尾に火を点しています。狐火です。夜を暗示しています。拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』をぜひ! #鳥獣戯画

 

鳥獣戯画の話7

意外にも犬が登場しません(いる説もあり)。もちろん、当時から犬は日本人の身近な存在でした。いまと違い、犬は「穢れ」と見なされていました。おそらく、これが理由で「お守り」にはふさわしくないと判断されたのかも? 拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』! #鳥獣戯画

 

鳥獣戯画の話8

絵巻に選ばれたのは神の使いや瑞祥の象徴の動物たちでした。お守りや開運グッズのようです。当時からありふれていた犬や狸が出てこないのは、こうした動物たちと喧嘩をするため、と考えられます。拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』! #鳥獣戯画

 

鳥獣戯画の話9

動物以外には、植物がリアルに描かれています。ススキやハギといった秋草です。甲巻には「月」を象徴するものが描かれているとも言われ、月は秋の季語ですから、作者は秋に実物を見ながら描いたのではないでしょうか。拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』をぜひ! #鳥獣戯画

 

 

鳥獣戯画の話10

当たり前ですが、秋には蛙はいませんし、兎の毛も白くないでしょう。たまたま作者が芸術の秋に筆をとったために、そのようなカオスな事態になっているのだと思います。とはいえ、拙著『美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻』には、いくつか絵巻の意味を解説しています。#鳥獣戯画

«本日12月21日の朝日新聞に拙著の広告と書評が載っています。